ケアマネとリハビリ担当の変更で病状が大幅に改善

/ 2013-03-03/ Posted in セカンドライフ / No Comments »


ケアマネージャの変更

最初に父の介護に対して担当となったケアマネージャは、入院した病院先で決まった人でした。残念なことに、病院の方針に沿ったことしかせず、患者本人や家族が要望を伝えても、それが病院に不利益なことであればすぐに病院に伝え、病院の方から説明が入るようなかなり病院寄りの人でした。

ケアマネは、介護を受ける当人や家族の意向によって自由に変えられる。

これを知人のケアマネに聞いたときは、そんなに違いがあるものなのかなと思いましたが、この頃はさすがに「ケアマネを変えなければ何も変わらない」、という風に考えるようになっていました。

問題は「ケアマネをどう探すか?」ということです(知人のケアマネは遠く離れていて依頼できなかったのです)。
市役所にも出向いて尋ねましたが、

ケアマネが所属している事務所の一覧を渡すことはできるが、
特定のケアマネを紹介することはできません。

という回答でした。役所の立場から言えばそのとおりでしょう。

そこで、母の知人が長年頼っているケアマネを紹介してもらうことにしました。
会って小一時間の後、
「お父さんを歩けるようにしましょう。」
という言葉が出てきたと言います。母はようやく自分の思いを理解する人が家族の他に現れたと、心底喜び救われた思いだったと言います。

こうしてケアマネを変更することになったのです。

リハビリ担当の変更

リハビリ担当(理学療法士)は入院した病院の人でしたが、リハビリを始めて2ヶ月以上経過しても父は立ち上がることが関の山で、歩くことなど遠い夢のような状態でした。

「歩けるようにしたい」という母の要望を叶えることができるかわからないにしても、当時のリハビリをどれだけ続けたとしても、とても歩けるようになるとは思えませんでした。

そこで思い切ってリハビリの病院を変えることにしたのです。そこで担当となったのは20代の若い女性なのですが、母は初めて彼女が来た日にとても嬉しそうに電話をかけて来ました。「(父は)思っていたよりずっとよい状態なので、割と早く歩けるようになるかもしれませんよ!」

「車イスか、良くて歩行器で歩ける程度に」としか言ってくれなかった前病院にくらべ、「歩けるようになりますよ」という力強いことばは本当に母にとって嬉しかったのです。

事実、一度目のリハビリで補助を受けながら歩いた父は、その日のうちに一人で歩いてしまったのです。もちろん、「危険なので一人では歩かないでくださいね」と念を押されていたにもかかわらず歩いたことは、良くないことではありましたが。

その後、回を重ねるごとに良くなる父に、母はホッとするとともに、「勝手に歩き回るのが心配」というところまで感じるようになってきたのです。

リフォームの計画も白紙に

父が予想以上のスピードで歩けるようになっていることを受け、歩けないことを前提にしたリフォーム計画も見なおしすることにしました。

具体的には、段差をなくすバリアフリー、手すりの取り付け、玄関段差の解消、などが再考の対象でした。

手すりを付けても使わなかったり、かえってじゃまになることもあります。
また、バリアフリーも行き過ぎれば、身体能力を低下させることにもつながります。何十年の生活で当たり前だった段差は、転倒防止にもなりますが身体能力の低下にもつながりかねないのです。

このようなことから、前病院で推薦された工事はすべて白紙に戻すことにしました。
父がどれだけ歩けるようになるかわかりませんが、ひと通り回復し状態が安定した所で、本当に必要と思われる工事をしようということにしたのです。

寝たきりにはしないという気持ちを大切にする

病状によりけりで一概にいうことはできませんが、私は、

「家の中で寝たきりにさせない」
という気持ちがとても大事だ

と思っています。

歩くことができずベッドで横になる時間が多かった頃は、本当に寝る時間が長かったのです。今は椅子に座ってテレビを見たり、新聞を読んだりといった普通の生活の時間がかなり長くなり、けがをする以前の生活パターンに少しずつ戻っています。

自分で動き生活することによって、父は本当にイキイキとしています。
それはそうですね。自分の意思で動けるのですから、楽しくないはずはありません。
オシメでよし、寝たきりでよし、と思っていたら、どんなたいへんな生活になっていたことか想像に難くありません。

このようになったのも、母と私で「何とか父を歩けるようにする」と考えて行動してきた結果です。


Leave a Reply

Name required

Mail (will not be published) required

Website

Spam Protection by WP-SpamFree