「FPの日®」の無料相談会

/ 2010-12-04/ Posted in セカンドライフ / No Comments »


住宅ローンの借り換えの相談

日本ファイナンシャルプランナーズ協会 神奈川支部主催のFPフォーラムに参加しました。
フォーラムは、ファイナンシャルプランナーによる無料相談会とセミナーです。総勢20人を超えるスタッフでフォーラムは実現しました。

無料相談会には13組の相談がありました。私は、住宅購入(住宅ローン)についての相談を受けました。

ある方は、住宅ローン借り換えの相談でした。
なぜ借り換えしたいのかということを尋ねると、金利の支払いが数百万円安くなる見込みがあるとのことでした。確かに、現在契約中の住宅ローンは固定金利で2.7%で、残債は3000万円ありました。

繰り上げ返済で得する条件は、

  • 現在契約中の住宅ローン金利より0.5%以上低い
  • 500万円以上の返済残額がある
  • 残り返済期間が10年以上ある

です。

どのような住宅ローンを選ぶかにもよりますが、この方の場合、十分に借り換えの効果は認められました。

実際、ある金融機関で借り換えの効果は試算したようで、数百万円は安くなると見積もりが出ていました。

とはいえ、単に金利がもったいないということだけでないお客様の心配事というものが隠されていないかどうか、教育に対する方針であるとか、耐久消費財(車など)の購入や旅行計画などについても尋ねてみると、お子さまの教育にも力を入れたいので、中学からは私立に入れたいとか、現在の習い事が結構お金がかかることであるとか、このままの状態で将来は大丈夫か?という漠然とした不安をお持ちであることがわかりました。

iPadによるキャッシュフロー表作り

そのような不安を見通すには、キャッシュフローを作ってみることが効果があります。
年間の収支などを伺って、簡単にシミュレーションして見ることにしました。

ここで、私が持参したiPadの出番でした。iPad用に作ったキャッシュフロー表にお客様のデータを打ち込みました。お客様に見せるときも、テーブルの上で回転させるだけです。
ノートパソコンの画面をお客様に見せるのは意外とたいへんです。スクリーンが立っているために、お客様が見やすいようにスクリーンをお客様に向けると、自分は全く見えなくなってしまうのです。このような問題はiPadが解決してくれます。

その結果、お子さまが私立に入ったとしても、現状のキャッシュフローで言うならば問題はなさそうでした。しかし、この方の一番の問題は、退職して収入がなくなると、一気に収支が悪化してしまうことです。

原因のひとつは、住宅ローンの完済が70歳になっていることでした。この方の年齢では65歳にならないと満額の年金はもらえません。今後60歳以降の再雇用や就業は増えると思いますが、それでも確実ではありません。その中で、年額150万円近くを支払っていくのは、年金の先細りを考えると本当に心配です。

そこで、住宅ローンの借り換えを機に、定年(60歳)までの完済を計画してはどうかとアドバイスしました。この方は、繰り上げ返済をしっかりやってきている人ですので、住宅ローンの契約期間は60歳以降にして月額返済額を軽減し、繰り上げ返済により期間を短縮していく方法を併せて考えても良いのです。

50分では足りない

相談時間の50分目一杯かかり、ぎりぎり終了できました。
より正確なキャッシュフローの作成のためには、家計の収支をより詳細に見ることが必要ですし、借り換える住宅ローンの期間や返済額に応じたキャッシュフローを作ることも大切でしょう。そのためには50分では時間が足りません。本日できるのは50分間までですと、最初にお客様には伝えてあります。

とはいえ、限られた時間の中でもお客様にはたいへん喜ばれた時間でした。アンケートでも「非常に役に立った」と回答していただき、私の心も幸せでした。
この方のこの先をもう少し支援してあげたい気持ちです。


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