「電気自動車対応」マンション

/ 2011-01-16/ Posted in マンション管理 / No Comments »


電気自動車の充電器付き分譲マンション

1月12日(2011年)の日経新聞の夕刊の1面に、「電気自動車対応マンション競う」と題した記事が載りました。記事によると、

大京は2011年度に首都圏で開発する約70の物件には、駐車場の1割前後の区画に充電器を備え付ける

(日経新聞 2011年1月23日(水曜日) 夕刊)

というものです。

自宅マンションの将来について考えたときに、いずれ電気自動車を充電するための設備を新たに設置していくことが必要になるだろう、と漠然と考えていましたが、この記事を見ると本年にも充電設備を備えたマンションが出てきそうです。

既設のマンションで充電器を安価に設置できるのか

記事の説明では、

充電設備には

  1. 200ボルトの電源
  2. 住人以外の不正使用を防ぐ仕組み作り

が必要である

(日経新聞 2011年1月23日(水曜日) 夕刊)

とのことであり、新たに200ボルトを供給する電力システムと、充電設備の利用を鍵などを使って制限する仕組みが必要になります。
舗装された平置き駐車場の場合、後から付けるとすると舗装の上に電線をはわせガードするようにすればできそうな気がします。しかし、機械式駐車場ではどうなるでしょうか。自動車を入れるかごが上下したり回転する仕組みの機械式駐車場では、充電設備をどのように付けるのでしょうか。機械式駐車場の設備そのものを入れ替えないといけないかもしれません。
既設のマンションで充電設備に対応するのは意外と高額になるのではないかという懸念があります。

電気自動車への対応はどうしていくべきか

電気自動車が普及してくれば、充電設備の要求は必然的に高まってくるに違いありません。しかし、一方で車の所有台数の減少は、駐車場使用料がひとつの収入源となっている分譲マンションの管理組合にとって悩ましい事態です。

同記事によると、電気自動車によるカーシェアリングを導入する物件もあるようです。最近の若い世代が車を所有しなくなっている現状では、将来さらに減っていくと考えられます。実際、駐車場の利用者が減ったため、高額な機械式駐車場の保守費を支払わなくてすむように、機械式駐車場をあきらめ入居世帯数100%の駐車場数を確保しなくなったマンションの事例もあるくらいです。

電気自動車の充電設備を導入するかどうかは、

  • 各マンションの駐車場利用率
  • 電気自動車の普及度
  • 充電器の社会インフラ化の程度(どのくらい一般的になったか)

を見ながら判断をしていく必要があるだろうと思います。


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