マンション管理委託費削減コンサルタントの選定結果

2011-02-11 / マンション管理 / 0 Comments

マンション管理委委託費削減活動のスタート

私が住むマンションでは、毎年管理会社に支払う管理委託費削減を目的に、今年マンション管理士にコンサルタントをしてもらうことになっています。そのための選定会を居住者参加のもと実施しました。

管理委託費の削減というのは、特に新築時から管理委託会社が変わっていないマンションでは、当初より委託内容が過剰な仕様、一般よりも高額な契約内容になっていることが多く、それを競争原理を用いることによって削減しよう!という活動です。このあたりは、マンション管理費・修繕費圧縮の3つのポイントという内容で昨年の活動を整理しています。

マンション管理士3社の競合

マンション管理士3社?3者の間違いでは?と思われるでしょうが、それぞれ企業ですので3社と書きました。
今回、どのようなを選定してきたかといいますと、

  • A社:マンション管理委託費削減の元祖とも言える実績豊富な会社
  • B社:メディアにも取り上げられた、マンション住民の幸せを願う若手マンション管理士の会社
  • C社:実績は少ないが、修繕などハード面にも詳しいマンション管理士

協力先を探すに当たって、大事にしたことは、

  • 施工会社やマンション販売会社、マンション管理会社から独立していること
  • マンション管理に精通していて、管理会社と対峙できるだけのノウハウを持つこと

でした。

これら3社が示した管理委託費の削減額は、当初われわれが想定していた金額よりはるかに大きく、

どれだけ高いお金を払わされているか

を実感させられる結果でした。
実際の削減見込額を比較してみると、

会社 削減額 削減割合 報酬
A社 約1000万円 38% 約1300万円
B社 約700万円 26% 約300万円
C社 約600万円 22% 約80万円

当マンションが選んだのは”実行力!”

さて、当日3社の説明を聞いた人だけが投票権を持ち、実際の選定に投票できることにしました。
3社の話を聞いたのは、マンションの世帯数のちょうど1割でした。この比率を多いと見るか、少ないと見るかは意見が分かれるところでしょうが、私には熱意のある人がこれだけ揃ったのは嬉しいことでした。

投票の結果、選ばれたのはA社でした。なぜかといえば、

  1. なんといっても、削減額が一番大きい。
  2. 実績が豊富で実行力は信頼できた。
  3. 削減の手法が明確、かつ具体的だった。
    仮に同じ管理委託会社を選定することになっても、A社が一番安くなるのではないかと期待できた。

私は、「居住者は余り高い費用を払いたいと思わないだろう」と思っていたので、おそらくコストの小さい会社が選ばれるかなと予想していました。ですから、3社の話を聞いた居住者の多くが、

「きっちりと高い効果を出してくれるなら、高いお金を払ってもよい」

と考えた、という結果になったことは驚きでした。

3社とも本当にみなさん個性あり実力ありで、ひとつに決めることは難しく思えました。見積もりの金額からいえば、3社の削減額に差はありますが、投資コストを考慮し、実行して満足のある結果を得られるのはどこか、を考えたとき、A社がわずかに抜きんでていました。
これがもし、「いっしょに働いたら楽しい会社は?」とか「長くつきあえそうな会社は?」といったことが判断基準になれば、違う結果になったでしょう。この方針は投票の前にある程度確認しておくことが大切です。

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