WindowsユーザーのあなたがMacに乗り換える理由

2011-09-24 / パソコン / 0 Comments

Macはすすめられるパソコンになった

私はかなり長い間Macユーザーです。Macはコンピュータとして発売当初から圧倒的に優れた性能を持っていました。使っていて楽しいのは、Macが生まれた時から持っているもので、それは今でも変わりません。

一時期Windowsのほうが性能的にも機能的にも上回っていた時代がありました。ハードウエアの性能も、ソフトウエアの自由度もMacより高く、そのようなときには私自身もMacを離れWindowsを好んで使っていました。

でも、最近は掛け値なしにMacにしてみませんか?、と言いたくなるほど圧倒的にMacがすぐれていると思います。

実は、これまで私自身は人にMacをすすめたことはほとんどないのです。Macの方が使いやすく、すぐれているとは思いつつも、すすめることはしてきませんでした。

その理由は、パソコン教室で習えるのはWindowsですし、多くのパソコン本はWindows用ですし、なにより人とデータのやりとりをする時、相手がWindowsを使っている人が圧倒的に多いからです。そのような状況下では、Windowsを使っている方が無難、というだけでなく、ビジネスで使うならWindowsでなければならなかったのです。

ですから、よほどMacが好きな人でければ、控えめに言っても「Macが良さそうだけどどうかな?」と相談してくる人でなければ、すすめては来なかったのです。

でも、少し状況は変わりました。Macは一部の熱狂的ファンに支えられた特別な存在ではなくなっています。

Macをおすすめする3つの理由

私がMacを使う理由は一つです。それは、「使っていて楽しい、気持ちいい」からです。
パソコンは日常使う道具ですから、使うことが楽しくあって欲しいのです。

Windowsをお使いの方がMacに乗り換える理由は、私の目から見て厳選すると3つになります。私は日常的にWindowsも使っていますので、その比較です。

  1. 美しいからMac
  2. iPad/iPhone/iPodを使うときに快適だからMac
  3. MS Officeの互換性もバッチリだからMac

理由1:何かにつけて美しいMac

Macのデザインが美しいのはみなさんも見て分かると思いますが、私はMacには3つの美しさがあると思います。

  1. ハードウエアデザインの美しさ
    iMacやMacBook Airに代表されるように、非常に洗練されたハードウエアのデザインとなっています。単にデザインだけではなく、

    • プロセッサの性能が最先端
    • HDDやメモリの容量は大きい
    • ディスプレイの美しさがダントツ
    • USBなどのインターフェースが機能的にレイアウトされている

    などの特徴があります。
    いずれも、使いやすさにつながっています。

  2. 画面表示の美しさ
    画面表示については、Windowsパソコンと比べて圧倒的な差があります。これはそんなに気にならない、とおっしゃる方も多いと思いますが、かなり違います。Macを使い慣れるとWindowsの画面を見たときにがっかりするくらいです。
    ただ、店頭で見たときにはそれほど思わないかもしれません。自宅でいつも使っているメールを見たり、いつも見ているサイトを見たり、子供の写真を見たりすると、その違いに驚くことになります。
    画面の一例を比較してみましょう。

    Macの方が文字がきれいですね。どんな画面を見ても、文字を読む機会は多いですから、この差は大きのですね。同じWebサイトを見てもMacの方がきれいなのです。

  3. 操作性の美しさ
    Macのアプリケーションの操作性の基準はAppleが定めています。どのようなアプリケーションもほぼ同一の操作性を実現します。操作性という観点では、もちろんWindowsも一定のルールを提供しています。ですがMacの方が操作性は洗練されていますし、統一感もあります。これは単に、操作のルールが一定に決まっているということだけでなく、どのような機能を提供するか、どのように実現するか、そういうアプリケーションの作り方がMacではある一定レベルに統一されています。これは、Apple社が出しているアプリケーションにおける操作性がある一定の高いレベルにあることが理由と思っています。つまり、Apple社が自社開発のアプリケーションの操作性によって、Mac全体のアプリケーションの操作性を高めていると言えます。

理由2:iPad/iPhone/iPodを使うならMac

iPad/iPhone/iPodを使うときに、iTunesというアプリケーションを使います。これをアップルが提供しています。ただ、残念ながらWindowsではこのiTunesは動作があまり快適とは言えません。PCの性能に依存するので一概には言えませんが、Windows用iTunesの動作は快適とは言えません。音楽をiPhoneやiPodに転送したり、iPad/iPhoneのデータバックアップを取るのに時間がかかります。

アップルはWindowsユーザーにも積極的に使ってもらうようにしていますが、MacとWindowsのどちらのiTunesが快適に動作するかというと、Mac用です。これはアップルが悪意を持ってやっていることではなく、iTunesがWindows用に最適化されていないために起こっていることだと思います。アップルはMac版で開発したアプリをWindows版でも動作させる環境を提供しており、それを利用してWindows版を提供していると思います。ただ、そのような環境を使うと必ずしもWindowsに最適なアプリケーションにはならないのです。これが影響している可能性はあります。

また、アップルはiCloudというサービスを提供しており、MacとiPhone/iPadとのデータの共有が非常に簡単にできます。しかも、一度設定するとほとんど気にすることがなくデータは保存され共有されます。

理由3:MS Officeを使うにもMac

最後にマイクロソフトオフィスの互換性を選びました。Windowsから乗り換える人で、このことを気にしない人はごく少数だと思っています。多くの人はこれをとても気になることでしょう。
以前に比べて互換性は格段に高くなりました。Word Mac 2008やExcel Mac 2008を使っていると、Windowsユーザーから送られてきたファイルを開くのに問題はありませんし、Macで文書を作って送ってもWindows側で問題なく使えます。

もちろん、私が実使用の範囲内で感じていることなので、細かく言えば互換性が足りないところはあるかもしれません。多少割り引いて考えてもらう必要はあるかもしれません。

マイクロソフトオフィスのMac版は、現在2011が最新版です。より互換性が高くなっていると思います。補足までに言いますと、無償で提供されているOpenOfficeというMS Office互換を謳っているアプリがあります。同様のものに、ブラウザだけで使えるGoogleドキュメントゾーホーもあります。でも、これらのアプリケーションでMS Officeの代用をさせるのは、私が試した範囲では文書の再現性は仕事で使えるレベルにはありません。それらのアプリケーションしか使わないユーザー間のデータのやり取りなら問題ありませんが、MS Officeのアプリケーションを使う人とのデータのやり取りには実質的に使えないと思ったほうが良いでしょう。

さて、あなたもMacユーザーになってみたい気になりましたか?



Read More

マンション管理費削減3年越しの活動 (3)

2011-09-10 / マンション管理 / 0 Comments

マンション管理組合の管理費会計の支出は修繕積立金に匹敵

マンション管理組合の会計は、通常「管理費会計」と「修繕積立金会計」の2つによって成り立っています。「管理費会計」は毎年のマンションの支出を支えるためのものであり、「修繕積立金会計」は将来の修繕費の積み立てが行われます。

過去2回に渡って話してきたことは、長期修繕計画の内容に関するものですが、それはすなわち「修繕積立金会計」に関するものです。長期修繕計画を見ると何千万〜億単位の高額な費用が並ぶ大規模修繕費に目が行ってしまいがちですが、実は「管理費会計」にもそれに匹敵する高額なお金が支払われています。当マンションの入居開始年から20年間の各会計の支出を合計すると次の図のようになっています。

この図の通り、20年くらいの長期で考えると、管理費会計も修繕積立金会計と同程度の金額が必要になることがわかります。
修繕積立金会計の支出の大半は大規模修繕ですから、工事の内容や質を吟味したり、競争入札で費用を下げる可能性はあります。しかし、管理費会計は管理会社への委託費、光熱費などほとんどが固定費となっていて、管理会社と値段交渉をして値下げしない限り、ほぼ毎年同じ金額で契約が更新されていきます。

換言すれば、

管理委託費や光熱費などを一度削減すれば、将来にわたり支出を削減できるため、マンションの総支出を削減するには効果が大きい

ということです。

マンションの管理委託費の削減にはまず意識改革から

私が住むマンションが支払う管理会社への委託費は年額約2,000万円です。エレベータの保守契約やその他の費用を含めると年額3,000万円を超えます。これを何とか下げたいと思いつつそれはできないことだと思っている人が多いと思います。実は私もその一人でした。

それは、

マンションの管理組合が管理業務を委託している管理会社は、
「そのマンションに住むために当初より決まっていることであり、その費用はそこで生活していくために必要な、税金のようなものだ」
という誤解をしている人が多い

からだと思います。
これは本当に誤解です。

マンションの管理組合は、毎年大金を払って管理委託会社に仕事を発注しているのです。管理組合が議案を提案し、総会で承認を得た上でその管理会社に仕事をお願いしているのです。つまり、

自分たちは高額なお金を払って委託している発注者だという自覚を持ち、少しでも安くて質の高い仕事をしてくれる業者を選ぼうという気持ちを持つことが必要

なのです。

マンション新築販売時の管理委託費は高い

意識を新たにしなければいけないのは、

マンション管理組合が設立された当初に決まった(決まっていた!)管理会社への委託金額は、市場にある多くの管理会社の水準に対し、不当に高い可能性がある

ということです。

それはどうしてでしょうか?

その値段がどうやって決まったかを考えるとわかります。マンションの販売会社が管理を委託する際に、関連子会社の管理会社に委託します。関連子会社の管理会社は、親会社がマンションを作っては仕事をくれるので、がんばって仕事を取る必要がありません。他の管理会社と競争する必要がありませんので、値段を安くしたり、必要以上に仕事の質を高めなくても、仕事が降ってきます。だから、値段は安くありません。もちろん、この管理委託費用はマンションを売る際の管理費に反映されますので、管理費の世間相場の影響を受けますが、同業他社と相見積もりで戦うようなことはありません。

しかも、その委託費用は、マンション販売時に事前に説明された「管理費」として1戸あたりの月額費用に割られているので、購入者は管理委託費が高いか安いかあまり実感がわかないのです。仮に同クラスのマンションの管理費が12,000円で、自分が買ったマンションが3,000円高い15,000円だとしても、15,000円なら払えるな、とか少し高いかなとしか考えません。

しかし、戸当たり3,000円の差であっても、マンション全体で管理会社に払うお金は、200戸のマンションであれば、年額で
  3,000円×12ヶ月×200戸=720万円
も違いが出るのです。

お金を払うのは居住者個人ですが、管理委託会社と契約するのは管理組合なので、一人二人が不満を持っても全体としてはどうにもならないという、管理組合の仕組み上の弱さのためにこのようなことになります。

マンションの管理委託費は安くなる!

日本には500社程度の管理会社があります。地方都市の場合はわかりませんが、関東近郊であれば自宅マンションが商圏内にある管理会社は少なくとも10社程度、都内なら30社くらいはあるようです。

この多くは、マンションの販売会社とは全く無関係であり、それはすなわち自分たちの力でマンション管理の仕事を取ってこなければならない会社だということです。すでに管理会社が決まっているマンションの管理組合から仕事を取るわけですから、値段が安く質の高い仕事をしなければなりません。このような会社に仕事を頼めば費用はぐっと安くなるのです。

では、その10社〜30社ある管理会社のどこに頼めば良いのでしょうか?1社や2社良い管理会社を知っていてそこに頼む場合は別として、

管理委託費を大きく削減しようと思うなら、管理会社の選択には手間とノウハウが必要です。

私は自分の経験から、ここから先は専門家に頼んだほうが良いと思います。専門家とは、管理委託費の削減を専門とする会社です。
この専門家は本当に頼りになります。次回は彼らの仕事内容について説明します。

(さらに次に続く)

Read More

マンション管理費削減3年越しの活動 (2)

2011-09-04 / マンション管理 / 0 Comments

大規模修繕は外壁工事だけではない

直近の長期修繕計画の中で、高額な費用が見込まれていた機械式駐車場の費用については見直しが進み、一旦計画し直しできたことは前回のブログでお話しました。
次は、長期修繕計画の本丸である、大規模修繕について手をつけることにしました。築後10年〜15年くらいの間に第1回目の大規模修繕を行うことになっているマンションがほとんどだと思います。大規模修繕というと外壁の修繕のことと思われがちですが、実際には下記のような多岐に渡る修繕が必要です。

  • 外壁等修繕
  • 屋根防水修繕
  • 床防水等修繕
  • 鉄部等塗装
  • 共用部修繕

私が住むマンションの長期修繕計画から各修繕の金額ベースの配分を算出すると、下記のグラフのようになっています(クリックすると拡大します)。

当マンションでは、これらを総合すると総額は3億円を超えました。
この金額が高いのか安いのか、どのようにして計れば良いのでしょうか。

大規模修繕の費用見直しはタイミングが必要

では、この3億円という金額が妥当かどうかをどのように調べるか、これはかなり大変な作業となります。
結論から先に言えば、

大規模修繕を実施するのに適した時期が来ないと、正確な金額を見積もることはできない

ということです。
大規模修繕の工事費見積もりは、適切な業者を選べば実施することができますが、難しいのは、

  • どのように修繕するかを仕様にしないと正しく見積もれない
  • 大規模修繕の時期より早く見積もりすると、傷みが少ないために実際の工事の時期に必要となる修繕費用より少なくなる

という問題があることです。
長期修繕計画を引きたくて早めの見積もりをしようにも、適切な金額を割り出せない可能性が高いということです。

大規模修繕費用の概算費用を計る手段はある

では、長期修繕計画の大規模修繕費用が概ね適正なのかどうかをどうしたら知ることができるでしょうか。
何人か修繕の専門家に話を聞くと、その大規模修繕費用の概算を見積もる彼らなりの経験値がありました。

それは、

大規模修繕の概算を知る目安として、

  1. 1回目の大規模修繕では戸あたり100万円で計算する(この金額は上限と考えて良い)
  2. 関東地方の修繕積立金月額平均額は、1平方メートルあたり150円である

という参考値を利用することです。

1の参考値を使うと、200世帯のマンションであれば、大規模修繕の費用は100万円×200戸で、最大2億円くらいと見込めます。
また、2の参考値を使うと、80平方メートルのマンションでは、80平方メートル×150円/平方メートルで12,000円が月額の修繕積立金の目安となります。

これらより算出される金額は、そのマンションの大規模修繕費用の参考値に過ぎないものですが、多くのマンションの実績から算出された現実の値ですから、ひとつの基準として参考にする価値は十分にあります。

こうやって参考にしたとき、我々のマンションの

第1回大規模修繕費用:長期修繕計画の3億円強に対し1億8千万円

最終の修繕積立金月額:長期修繕計画の2万3千円に対し1万2千円

と算出され、やはり現在の長期修繕計画は割高と言わざるを得ませんでした。

これらの結果から、おおよその基準として、大規模修繕費は長期修繕計画の2/3から半額になるのではないかと考えられたのです。

(さらに次に続く)

Read More